公務員試験の内容


公務員試験にはさまざまな職種別に試験が行われており、受験時点の年齢によって受験できる試験が異なります。

一般に20歳以上の方が受験する試験は大学卒業程度の試験が多く、教養試験の他に専門試験があります。以下の代表的な試験で勉強する科目の違いをみて下さい。

1)実施時間と問題数

国家公務員第1次試験出題科目(事務系)

職  種
試験科目

試験時間

出題問題数他

国家I種

教養試験
(択一式)
3時間 一般知能25問を必須解答、
一般知識30問より20問を選択解答

専門試験
(択一式)
3時間30分 行政職:80問より50問を選択解答    法律職:60問より50問解答       
経済職:60問より50問解答       

国家II種

教養試験
(択一式)
2時間30分 一般知能25問必須、
一般知識30問より20問選択解答

専門試験
(択一式)
3時間 16科目(各科目5題)80題のうち8科目を選択して解答する(総解答数40題)

論文試験
(記述式)
1時間 字数制限無し

国家III種

教養試験
(択一式)
1時間40分 45問

適性試験
(択一式)
15分 120問

作文試験
50分 600字

国家T種専門試験は、行政職 必須問題政治学11問、憲法・行政法12問、経済学・財政学12問の35問解答します。選択問題 選択A、B、Cより15問解答 。

  • 選択A 政治学5問、行政学5問、民法5問
  • 選択B 行政学5問、経済政策5問、計量経済学・統計学5問
  • 選択C 国際関係5問、国際法5問、国際経済学5

 法律職 必須問題 憲法6問、行政法12問、民法12問の合計30問解答します。選択問題 商法5問、刑法5問、労働法5問、国際法5問)15問選択及び経済学、財政学の10問より5問選択して20問 解答します。

 経済職 必須問題 経済理論17問、財政学と経済政策で7問、経済史と経済事情9問の合計33問解答します。選択問題 国際経済学5問、統計学と計量経済学7問、経営学5問の合計17問より12問選択と憲法5問、民法5問より5問選択の合計17問選択して解答します。  

2)出題科目数(教養試験)

教養試験の出題科目
科目名 内  訳 国家1種 国家2種 国家3種
文章理解 現代文 3 6
英文 5
判断推理   10 9 7
数的推理   5 5
資料解釈   4
時事問題   3 0 0
政治   3
経済   3
社会   3
思想哲学   2
世界史   2
日本史   1 2
地理   3 2
国語  
文学芸術   2
数学   2
物理   2
化学   2 1
生物   2 2
地学   2
合計   55 55 45

3)出題科目数(専門試験)

専門試験の出題内訳
国家1種 国家1種 国家1種 国家2種
  行政職 法律職 経済職 行政職
政治学(必須)

11

0

0

0

政治学(選択)

5

0

0
5
行政学

5

0

0

5
憲法

12

6

5

5
行政法

12

0

5
民法

5

12

5

10
商法

0

5

0

0
刑法

0

5

0

0
労働法

0

5

0

0
国際法

5

5

0

0
経済理論

0

0

17

10

経済学

12
10

0
財政学
7

5
経済政策

5

0

国際経済学

5

0

5
 
経済史

0

0
9

5
経済事情

0

0
統計学・計量経済学

5

0

7

0
国際関係

5

0

0

5
社会学

0

0

0

5
経営学

0

0

5

5
心理学

0

0

0
5
教育学

0

0

0
5
英語(基礎)

0

0

0

5
英語(一般)

0

0

0

5
合計 80問中                50問解答 60問中
50問解答
60問中
50問解答

16科目80問中
8科目40問解答



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