国家公務員2種試験は、平成15年度から減少傾向でしたが、平成20年金融危機以来の不況で公務員希望者が増加しています。
平成18年 |
平成19年 |
平成20年 |
平成21年 |
平成22年 |
平成23年 |
|
国家1種 | 26,268 |
22,435 |
21,200 |
22,186 |
26,888 |
27,567 |
国家2種 | 47,709 |
38,659 |
35,546 |
39,940 |
48,040 |
46,450 |
国家3種 | 21,358 |
17,313 |
16,119 |
16,417 |
17,311 |
19,667 |
国家2種の合格者数、減少から増加に転換
国家2種は、19年度以降増加傾向にありましたが、平成22年以降は大幅な減少となっています。
平成18年 |
平成19年 |
平成20年 |
平成21年 |
平成22年 |
平成23年 |
|
全職種 | 3,989 |
4,898 |
5,299 |
5,199 |
4,076 |
4,421 |
国家3種「行政事務」の合格者は減少一途、「税務」は増加傾向
「行政事務」では、各職種の採用予定者数は減少傾向にあります。この採用予定者数の減少のため、合格者数も以前にくらべ減少しています。
平成19年以降は少しずつ増加しています。
「税務」では、平成12年度以降増加傾向が続いています。平成19年度に税務は減少しましたが、20年は増加しています。21年は再び減少していますが、全体の傾向としては増加傾向にあります
平成18年 |
平成19年 |
平成20年 |
平成21年 |
平成22年 |
平成23年 |
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行政事務 | 合格数 | 727 |
850 |
885 |
906 |
656 |
|
税務 | 合格数 | 838 |
765 |
1,140 |
914 |
679 |
※国家公務員試験は平成24年度から試験制度が大きく変わります。
詳細は人事院、各試験実施機関のホームページをご覧ください。
警察官・消防官はチャンスが到来
事務系の公務員の採用が減る中で、警察官、消防官は人手不足となっています。団塊の世代の退職に伴う増員はいったん落ち着きましたが最近は安定した人数の採用となっています。警察官・消防官は筆記試験に専門試験はありませんので、専門まで勉強する余裕のない方でも受験可能です。